猿岡城

和歌山県紀の川市粉河

”ここ秋葉山は、粉河寺本堂の南側にあるので、前山と呼ばれ、山上に猿棚が設けられていたので、猿岡山とも称した、1573年に粉河寺僧兵達がこの地に山城を築き、寺防衛に備えたと伝えられます。天正13年粉河寺一山ことごとく焼亡、同八月羽柴秀長の家臣藤堂高虎が紀州四国平定の功によって粉河近辺一万石の領主に封じられて入城、文禄元年に朝鮮出兵のため粉河を去るまで7年間在城しました。それ以降再び城主を迎えることはありませんでした。”説明板から。

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