壬生城みぶじょう
栃木県下都賀郡壬生町本丸1丁目
シモツガグンミブマチ
”壬生城は、室町時代のなかばの文明年間に壬生綱重によって築かれたと云われ、各地の大名が勢力を競っていた戦国の世にあって約100年間もの間壬生氏の主要な城であった。しかし1590年の豊臣秀吉の小田原征伐の時に後北条氏に味方をしたため滅亡した。1601年からの110年間は、日根野氏、阿部氏、三浦氏、松平氏、加藤氏とめまぐるしく城主が代った。そして1712年鳥居忠英が近江水口から移ってからは、明治維新を迎えるまでの160、鳥居氏が代々城主となった。壬生城は天守や櫓といった建物は建てられていなかった。本丸内部には御殿があり、江戸時代の初めには、将軍の日光社参の宿舎として使われた。城跡公園として県内に残る数少ない近世城郭のひとつとなっている。”説明板から。歴史民俗資料館等あり、駐車場あります。
74 606 844