松江城
島根県松江市殿町
”豊臣秀吉、徳川家康に仕え、明智光秀討伐戦や関ヶ原の合戦などで武功をたてた堀尾吉晴は1600年出雲隠岐両国23万5千石の大守として広瀬の富田城に入城した。しかし、富田城はその周辺を高い山に取り囲まれ大砲などを使う近代戦に不利であったことと、侍を住まわせるに広大な城下街を形成しなければならなかったことなどの理由からこの極楽寺山に城地を移した。築城工事は、1607年から足かけ5年を費やし1611年に一応の完成をみた。城主は堀尾氏3代、京極氏1代といずれも嗣子なく断絶した後、松平氏が10代続き一度の戦乱にまき込まれることなく明治維新を迎えた。”説明板から。一度会社の旅行でも行ったことがある、付近の武家屋敷を回った。