撫川城 岡山県岡山市北区撫川 おかやましきたくなつかわ 20020101
岡山市北区の撫川城です。”撫川城は泥沼の地に築かれた典型的な「沼城」です。この城は1559年に備中成羽城主三村家親が、備前の宇喜多直家の侵攻に備えて築城したといわれています。備中高松の役には毛利方の国境防備の城境目七城の一つとなり、当時の城主井上有景と秀吉軍との間で激戦が交わされました。その後は宇喜多の支配下になり廃城となりましたが、江戸時代に戸川氏の領するところとなりました。戸川氏は安風(4代目)で断絶しますが、その弟達富が撫川領分を継ぎ「庭瀬城」の本丸・二の丸に知行所を設けました。撫川城跡と庭瀬城跡とに呼び分けられていますが、もともとは一体の城だったのです。”説明板から。
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