トビカズラ 熊本県山鹿市菊鹿町相良 やまがしきくかまちあいら

山鹿市のトビカズラ。
残念なことに2020年春に周りを整理中に業者が日のあたりが悪いとトビカズラのほとんどを
伐採したらしい。トビカズラをただの雑草とおもったらしい。

”壇ノ浦の残党が相良寺に立て籠もり追手の竹田の源氏方緒方三郎が焼き討ちした”等の説明がしてある。
アイラトビカズラはつる性の豆科の植物で学名はムクナ センペルビーレンスと言う。国内ではここ相良町だけに自生します。
つるは 黒褐色で葉は楕円形の先が針のようにとがっています。
4月下旬から5月上旬にかけて黒紫色の房状の花をつけ樹齢1000年 といわれており、国指定天然記念物です。
このトビカズラには伝説があります。それは、昔、源平合戦の頃の話で、壇ノ浦の合戦で敗れた平家の残党が相良寺に
立て篭もったさい豊後竹田の源氏方の武将緒方三郎が寺を焼討ちしました。
このとき寺の観音様は飛翔(ひしょう)してこのカズラに 飛び移り危うく難を逃れたといいます。
また、一説には、観音様がカズラに姿を変えて飛来され、走落の坂を下る緒方三郎の足に からみつき、
落馬したところを残兵が討ち取ったとも伝えています。トビカズラの由来はこの二つの話からといわれています。

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