豊岡陣屋 兵庫県豊岡市京町5 20031025

”豊岡陣屋付近一帯は、中世以来の全但馬地方支配の拠点となった場所である。江戸時代及びそれ以前の織豊時代には陣屋や領主館が置かれ、さらに古くは但馬守護山名氏の全但馬支配の為の重要な位置を占めていた。図書館建設に伴って発掘調査をしたとことろ、現在の地表面から約二メートル下に江戸時代後期の建物跡が、さらに数十センチ下には江戸時代所期の建物跡などが見つかっている。その下層からも織豊期の建物跡などが多くの遺物とともに発見された。円山川の洪水から陣屋を守るため、当時大量の盛土が施され、各時期の遺構が地下に良好に遺存することとなったものである。陣屋(政庁)の北と西側を限る堀や石垣、裏門(搦手門)の痕跡も見つかり、江戸時代初頭ころの豊岡陣屋の実態が明らかにされた”説明板から。現在は図書館等、説明板下部は発掘について

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