岡城 福岡県遠賀郡岡垣町吉木西１丁目１４ おんがぐんおかがきまち 20031231
岡垣町の岡城です。”岡城は文明年間の終り頃に、この地の領主だった麻生家延によって築城、麻生氏は栃木県宇都宮市の出で、鎌倉幕府発足の頃、源氏勢力の一翼で九州に来た鎌倉武士の一人です。麻生氏はその後北条氏の御家人から室町時代には筑前守護職大内氏に属し遠賀川の河口一帯を支配する大きな勢力になりました。1478年麻生家の跡取りを巡る内紛から大内氏が大軍で攻め寄せる花尾城合戦が起こりました。この結果それまで惣領として麻生家を束ねていた麻生家延が敗れその和睦の条件で遠賀川西の岡ノ庄28ヶ村家延に与えられ、家延はこの吉本の地を選んで城を築きました。これが岡城です。3代目隆守のとき豊前の大友勢に侵攻され落城自刃して吉本麻生家は絶えました。”説明板から。（地図は隆守院付近）。
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