猫尾城 福岡県八女郡黒木町大字笠原 20080810

黒木町の猫尾城です。

黒木氏は、大友氏の領国支配に与し、有力な領主の地位にありました。猫尾城(黒木城)を本城として、喬華城、高牟礼城、の支城には一族をおき、周辺の兎城、内の城、でん城、向城、地下城には狼煙守を配し、監視と情報伝達による領内の治安維持に努めました。二の丸西側の麓付近には里城として、環濠を巡らせた武家屋敷が所在したと推定されます。戦時には城下に住まう農民に号令が下り、太鼓や鐘の合図で山上に登り、敵方の進路をうかがいながら陣を構えました。猫尾城の落城後、筑後国主、田中吉政や久留米藩主、有馬氏らにより新たな町立てが行われ、林産物の集散地として町家が建ち並び、近代まで八女地方第二の商都として賑わいをみせました。”説明板から。

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