三原城みはらじょう 福岡県三井郡大刀洗町本郷 みいぐんたちあらいまち 20080813
大刀洗町の三原城です。”三原城は本郷城とも呼ばれた平城です。三原氏の始祖は三原弾正時勝と伝えられ、おしどり物語の哀話が残っています。鎌倉初期糸島郡高祖の城主原田種朝は三原氏を継ぎ、第13代の当主になりましたが、入城するに当たり箱崎の高良新宮を勧請して、城の守護神としました。後年戦火の及ぶのを恐れて城外に移したのが現在の本郷高良玉垂宮です。鎌倉時代には護良親王の命を受けて九州探題を攻め、あるいは多々良浜に足利尊氏の軍勢を迎え撃つなど、宮方に力を尽くしましたが、後年には武家方となり、大原合戦の時は小弐方に名を連ねています。1588年三原紹心が四王寺山岩屋城で討ち死にしたこともあって、城としての役目は終わることになりました。”説明板から。
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