南天山城 広島県三次市吉舎町吉舎 みよししきさちょうひのき 20021102

三次市の南天山城は中世、約200年間、9代にわたってこの地方を支配した和智氏が本拠とした山城です、築城年代は文献がなく、初代の和智資実が14世紀中頃に本拠地和知(三次市)から吉舎に移したことから、このころに築城されたものと思われます。以後和智氏の本拠として戦国時代を迎えました。戦国時代、和智氏は大内氏、尼子氏の2大勢力の間にあって、大永年間には尼子氏に攻められ、8代城主の和智豊郷は尼子方に降っています。9代城主の誠春は大内氏を滅亡させた毛利元就の味方として転戦していましたが1569年元就によって厳島において謀殺されました。子の元郷は毛利氏に従い、和智氏は吉舎の地を離れ、廃城になりました。”説明板から。

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