名胡桃城なぐるみじょう

群馬県利根郡みなかみ町下津

”1492年頃沼田城主沼田景久は領地拡大を図ったがまだこのちには城郭はきずかれていなかった。16世紀半ば利根沼田地方は上杉、北条氏等が入り乱れていた1578年沼田城が北条氏の手に落ちたことにより利根左岸は同氏の勢力圏となった。此れに対し上杉、武田方の真田昌幸は、渡河点警護と沼田城奪取の前線基地として、利根川右岸にこの城を始め諸城を築城下と思われる、城主は鈴木主水重則であった。真田勢はこの城から攻めだし難なく沼田城等を攻略している。1589年秀吉は北条氏の上洛の条件として真田氏に替地をあてて沼田城等や其の一帯を北条氏に渡したが、なぜかこの城だけは真田氏の要望によりその所領として残された。それを不服とした北条方猪俣邦憲等は城を攻略し鈴木氏は自害した、秀吉は激怒して以前からの不信の念と相まって北条氏に宣戦、同氏を滅ぼしている。”説明板から。

名胡桃城

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