寺崎城
千葉県佐倉市寺崎
”寺崎城は千葉氏第14代満胤の嫡男兼胤が第15代を継ぎ、その弟胤直が16代を継いだ。その頃千葉氏に内紛が起こり、胤直は弟の馬加康胤及び同族原胤房に攻められ、千葉城をすてて志摩城に逃れたが、二男胤宣は多胡城外で自刃し、胤直も自刃した。嫡子胤将は諸々に逃れ、寺崎に城を築いて居城した、胤将の子則胤のとき、馬加康胤は千葉氏宗家の乗っ取りを企て寺崎城を攻撃し、則胤は武蔵国に逃れた。それより康胤は千葉氏の正統を名乗り本佐倉に城を築き千葉氏の本城とし、嫡子胤持を寺崎城に置いた後胤持も本佐倉城に移り寺崎城は廃城となった。”説明石碑から。
27 730 472