坂田城
千葉県山武郡横芝光町坂田
”JR横芝駅の北西約1.5kmに位置し、俗に城山と呼ばれる、14世紀の中頃、千葉氏によって築城とされる。その後、千葉氏の重臣である三谷大膳亮胤興の居城となり、長倉砦や小堤要害などの支城が整備された、1555年以降、芝山町の井田因幡守友胤は、三谷氏の内紛に剰じて大膳亮胤興を討って、坂田城へ移ったとされる。坂田城主となった井田氏は千葉氏に仕えると共に、また小田原北条氏の被官として手勢300騎を擁して、東上総における典型的な戦国土豪であった。やがて栗山川、高谷川、流域一帯に勢力を張り、関東各地に出陣した、1590年の秀吉、小田原攻めの際に坂田城も追討軍のために落城したという。”説明板から。
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