小浜城
千葉県いすみ市大原
”名勝八幡岬は、その形が帽子や鳶に似ているので帽子山または鳶崎ともよばれている、房総治乱記によると、戦国時代にここに小浜城があり、城主は槍田美濃守であった。1588年美濃守が相州三浦に軍をすすめて北條氏と戦った時、その虚に乗じて勝浦城主正木左近太夫は小浜城を襲いこれを攻め取った。房州里見氏は援軍を送って小浜城奪回を図ったが攻め落とすことは出来なかった。無念に思っていた美濃守は天正17年夜陰に乗じて激しく城を攻めついに奪回に成功した。しかし天正18年本多忠勝が大多喜城主になった頃、小浜城は本多氏に攻略されその姿を消した。”説明板から。
八幡岬にある。
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